冬を本州などで過ごし、繁殖地シベリアに帰る白鳥の大群が北海道稚内市の大沼に集まり、羽を休めている風景をニュースで見ました。
白鳥たちがシベリアに帰る時期
オオハクチョウやコハクチョウなど約2千羽が飛来し、湖畔は「クワ―」という白鳥たちの賑やかな鳴き声で大騒ぎ!
さらに、大沼野鳥観察館の職員がエサをまくと、エサの争奪戦になり、さらに賑やかさを増します。
マガモやマガンも加わり、湖畔は鳥たちで大賑わいでした。
日本にはオオハクチョウとコハクチョウが越冬のために渡ってきて、晩秋から初冬に飛来し、春には繁殖地であるシベリアやオホーツク海沿岸に帰ります。
現生の空を飛ぶ鳥のなかでは最大級の重量がある白鳥。
優雅な姿から、おとなしいイメージをもっている方も多いと思いますが、子育て中の野生の個体は警戒心が強く、人間を追い払うおこともあるそうです。
しかしながら、白鳥は幸せのモチーフでもあるため、目にすると何だか嬉しくなりますよね。
北海道稚内市の大沼には、多い日には3千羽ほどが飛来するということで、幸せをたくさん感じることができそうですが、大沼野鳥監察館によると、数百羽単位の飛来が見られるのは、大型連休明けまでだということです。
しばらく白鳥とはお別れとなります。
また晩秋に日本に戻ってくることを楽しみにしたいと思います。
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