今年は思う存分、桜を楽しんだという方も多いことでしょう。
日本列島の今年の桜も終わりを告げようとしています。
桜は、咲く前から散り終わりまで美しい花です。
つぼみから散り終わりまで美しい!
日本には、桜にちなんだ「桜言葉」がたくさんあります。
花の咲き始めから順を追ってみていきましょう。
まず花が咲く頃は「花時(はなどき)」と言います。
そして花が満開になると、「花盛り」と表現します。
夜になれば、桜の花の白さで辺りが明るく見えます。
これを「花あかり」と言います。
そして、桜が満開になって散る桜のことは「零れ桜(こぼれざくら)」
さらに散るスピードがアップして、花びらが舞い散る様子を「桜吹雪」といいます。
この言葉は、よく耳にしますよね。
桜の時期に雨が降り、桜の花にかかる雨のことは「桜雨」
花びらを散らしてしまう雨や水に流れていく様子を「桜流し」と言います。
そして、散った花びらは水面に浮かんで吹き寄せられ、流れていく様子は「花筏(はないかだ)」と表現します。
このほかにも桜を表現する「桜言葉」はたくさんあります。
なんだか、このような言葉を使うと、より風流さが増しますよね。
今年の桜は終わりですが、また来年の桜を楽しみに……。
最後までご覧いただきありがとうございました。